価格は需給によって決まる、これが基本。
売れる時期には価格は高くなり、売れない時期には安くなるのは自明です。
需給に合わせて買い物する時期を見極めるだけで、相当費用削減できる。
1.冬物のアウター
PeuteryやHernoなど高級ブランドの場合、元値が10万円を超えるものも多い。定価で買うには、なかなか厳しい価格帯だ。ただ、セール時期に最安値で買うことが出来れば、結構お手頃な価格で買えるので、買うタイミングをしっかり見計らってほしい。
シーズン終わりの2月~3月ごろ
間違いなくシーズン終わりのタイミング。大体2月~3月の終わりくらい。
シーズン初期にも初売りセール的に割引になるケースもあるが、割引率は大したことない。
シーズン終わりでは、中には50%オフのものとかもあったりする。
50%オフともなると5万円程浮くことになる。シーズン中に買うのがバカらしい。
寒くなり始めた頃に欲しくなるのが人情だが、来年着るようにシーズン終わりに買うだけで、数万円得するのだから、冷静になろう。
2.家電製品
大型の家電は値が張る。
例えば、冷蔵庫のファミリータイプクラスになると、20万円は超えてくる。
是非とも、お得な時期に買いたいものだ。基本的に家電は、以下がお得なタイミング。
モデルチェンジ前
最もおススメなタイミングは、モデルチェンジ前だ。
冷蔵庫やTV等の大型家電は、毎年決まった時期にモデルチェンジした新製品が発売される。メーカーやモデルによってタイミングはマチマチだが、例えば冷蔵庫なら大体10月~11月くらいが多いので、その直前9月頃がおススメ。
型落ちの製品を買うのに抵抗があるかもしれないが、考えてみて欲しい。
多少機能アップしているのかもしれないが、毎年モデルチェンジしていて、1年前のものとそんなに差があるのだろうか。
大体30万円の冷蔵庫であれば、直前期の型落は20万円くらいで買えるイメージ。
正直、10万円分もの機能差があるとは到底思えない。また最新を買ったとしても1年後には、型落ちになるわけで。
冷蔵庫以外の家電、TVやPCなども同様にモデルチェンジ前が安いのでメーカーなどのサイトで調べて買い替えるタイミングを予め決めておきたい。
3.自動車
人生で、持ち家の次に高い買い物になりかねないクルマ。数百万円の買い物なので、数%値下げされるだけで、数万から~数十万円の差が出てくる。絶対に買い時を間違えないようにしよう。
決算期前
決算期前に買う、が鉄則です。
ディーラーでは各々年間の売上予算が営業マンに設定されており、目標達成に向けて、多少の値引きをした上でも売りたい、というインセンティブが働く。
買う車種にもよるが、車体価格の10%程度の値引きは可能となるケースも。
数百万円の10%となると、数十万円。買う時期を調整するだけで、こんなにトクするならやらない手はないですよね。
ちなみに、納車のタイミングが売上のタイミングになり、決算月ギリギリで話をしにいっても、実際は来年の売上となってしまい、ディーラー側に値引きするメリットがなくなってしまうので、決算月2~3か月前から交渉を開始しよう。
あと、これは購入時期の話とは少しずれるが自動車に関してはリセールバリューを意識して車種を選びたい。いずれ売却することも加味して、検討している車種の中古価格を把握しておこう。全然値が下がらない車種もあれば、ガクっと下がる車種もあるので注意が必要。