最近になって英語でもっと海外の人と会話したいと思い、英語の勉強を開始した。英会話という意味でTOEICはあまり意味ないという意見もあるが、とりあえずの目安としてTOEICで800点を目指した。TOEICの点数が取れても英語は話せないかもしれないが、英語が話せる人でTOEICの点数が取れない人はあまりいないだろう。
これまで僕は大学受験以降、英語の勉強は全くしておらず3か月前に受験したTOEICでは600点台だった。それから様々な書籍や英語サービスを活用して、直近で800点越えを達成したのだが、今思えばもっと効率的に点数アップできたなと思い、その方法をご紹介したい。この方法を使えば、1か月で600点→800点も不可能ではないと思う。
ちなみに、あくまで600点台→800点台にする勉強なので、600点より低い点数の方はもっと違う方法が必要かもしれない。600点台の力がある方に今回紹介する手法を試していただきたい。
最強の参考書「TOEIC公式問題集」を繰り返し解く
世の中にはTOEICの問題集は無数にあると思うが、最悪この3冊だけ何回も繰り返して解くだけで800点は可能だと思う。1か月後にTOEICの点数を上げないといけない急ぎの方はこの3冊をとにかく繰り返し学習してほしい。(僕は実際にいろんな書籍を購入してしまったが、その分時間を無駄にしてしまった。本来はこの3冊だけでよかったと思っている。)
なぜTOEIC公式問題集が最強なのか、以下が大きな理由だ
1.ETSがTOEICと同じプロセスで制作された公式の問題集ということ
TOEICの問題パターンはある程度規則性がある。何回も繰り返し説くことで、問題のすべてが理解できなくても何となく回答が見えてくるようになる。ぶっちゃけ単語や文法もまずはこの問題集に出てくる内容を完全に暗記するまで繰り返すだけで、TOEIC対策としてはかなりの効果があると思う。
また、これは邪推かもしれないが、ETSからすると自分たちで出版した問題集でTOEIC本番での効果が出ないと売れなくなってしまうので、この問題集を解いていればある程度点数が上がるように類似の問題を入れている可能性も無くはないと思っている。
2.体に120分というテスト時間に慣れさせる。
まずTOEICで点数を取るためのコツは、120分のテストに慣れることだ。正直、120分という時間は集中量を持続させるだけでもかなりしんどい。英語の勉強は筋トレだと表現されることもあるが、この120分というテスト時間に慣れるためには、何回も模擬テストを実施して体に染み込ませるしかない。
新形式のTOEIC公式問題集は現状4冊あるので、合計12回分の模擬テストが可能だ。
既にTOEIC600点程度の英語力がある方は、マジで上記4冊のみをやり切るだけで、800点越えは間違いなく達成できる。
移動時間には:千本ノックシリーズ
正直、公式問題集のみで十分だが、より万全にしたいという方には「千本ノックシリーズ」がおススメ。
TOEICには上述の通り、出題パターンがある。電車などの移動時間におすすめなのがこの「千本ノックシリーズ」。このシリーズはこれまでに何冊も発売されているが、とりあえず最新のものを1冊購入して、それをひたすら繰り返すことをお勧めする。
リーディングパートは、Part5とPart6をできるだけ早く、かつ正確に解けるかがカギになる。Part7は600点台の力があれば時間をかければ、語彙問題以外は基本的に正解を導き出せる。Part5とPart6の訓練をすれば、Part7の正答率もあがりリーディングパートの点数が飛躍的に改善する。
僕のPart5とPart6の時間配分の目安は以下の通りだ。
Part5:12分
Part6:8分
600点台の時はPart7の最後の5問が間に合わなかったが、上記時間配分にしてからPart7に55分かけられ、すべての問題をある程度じっくり解けるようになった。
単語の覚え方
単語を覚えるときに最も重要なのが「発音も含めて一緒に覚える」ということだ。いくら単語帳でひたすら単語を暗記しても、聞き取れなかったら何の意味もない。TOEICではリスニングパートで出てくる単語とリーディングパートで出てくる単語は似通っている。そのため、発音も含めて一緒に覚えることが効率的なのだ。
発音も含めて単語を覚える際に、オススメなのがWeblio。アプリもあるのでぜひインストールをお勧めする。Weblioの何が良いかというと、上述の通り発音も確認できる点なのだが、
1.発音が確認できる
2.オリジナル単語帳が作れる
3.オリジナル単語帳を基にした単語テスト機能もある
Weblioは無料で利用できるが単語数の上限があるため僕は有料登録(月額300円)している。正直、月300円でこのサービスが利用できるなら全然オトクだと思う。僕は上述のTOEIC公式問題集や千本ノックシリーズで出てきた単語をひたすらこのアプリに登録して、合間に単語テストを繰り返している。
まとめ
3つの方法を紹介させていただいたが、あとは1日どれくらい英語の勉強に時間を割けるかだ。必ず毎日やることを徹底してほしい。僕の場合は平日は朝/夜最低30分ずつ、土日はそれぞれ4時間ずつを3か月繰り返した。いくら勉強方法を効率的にしても、やはりある程度の勉強時間は必要だ。
そして最後に繰り返すが、何より重要なのはTOEIC公式問題集を繰り返し解き続けることだ。完全に暗記するまでバカみたいに繰り返せばよい。他の参考書に浮気する必要はない。あとは千本ノックでリーディングのPart5とPart6の補強。そして単語はWeblioを活用する。これで必ず早期に800点は取れるだろう。
TOEIC以外の英語関連記事は以下より。少しでも参考になれば幸いだ。
◆スピーキング