手軽に短期間の留学できるセブ島留学。多くの日本人が利用しており、ご存知の方が多いだろう。マンツーマンで朝から晩までマンツーマンで一日中英語漬けで、しかも安い。短期間で英語力を伸ばすにはうってつけの環境である。日本や他の英語圏の国でマンツーマンで2週間もやれば、とんでもない授業料になるだろう。
更にセブ島はご存じの通りリゾートであり、リフレッシュも兼ねてビーチでのんびりすることもできる、休暇と英語学習、両方得られる最高の場所だ。
そんなセブ島にハマってしまった僕は既に3回ほどセブ島留学を経験しており、長めの休みが取れたら是非また行きたい。
そんな最高のセブ島留学ではあるが、注意しなければいけないことがある。あくまで僕自身の価値観に基づいた上でのポイントではあるが、僕と同じような意見の方にはきっと参考になると思う。
絶対に後悔しないために:スクール選びのポイント
それはスクール選び(=滞在する部屋)だ。最低1週間~数か月滞在することになる部屋は留学期間の生活の質を大きく左右する。
そんなの当たり前だろ、と思われた方。確かにその通りなのだが、僕が伝えたいのはスクール選びにおける盲点について。
僕は以下3点を最も重要視しているのだが、意外とこの3つの重要性に気付いていない方も多い(僕も1回目に行った時はあまり意識していなかった)。
- 自由に外に出て買い物や食事が出来る
- 清潔な環境で生活したい
- 英語の勉強に集中したい
なので日本とは全く違うその現地ならではの生活(不便さも含めて)がしたい、というワイルドな人には向かないが、逆に一定以上の生活の質を担保したい、という方向けの内容になっている。
1.近所にモールがあるところを選ぶ
東京では見られないが、セブ島にはモール(ららぽーとみたいなもの)がいろんなところにある。スーパーから飲食店、洋服、家電、何でも揃っておりセブ島住民の憩いの場になっている。
スクール選びでまず最初にチェックしてほしいのが、
モールが徒歩圏内にあるか否か。
モールが徒歩圏内にあれば、何か必要なものがあったときにすぐ買いに行ける。何でも揃っているので。
これがタクシーに乗らないと行けないとなると意外と煩わしい。そうなると、あれもこれも買っといた方がいいんじゃないか、とか、いろいろ考えるようになったりする。
フラッと徒歩で行ける距離にあると、いちいち気にしなくて良いので勉強にも集中できる。気分転換もでき、日用品の調達に気を使うこともない、モールが近くにあるスクールは勉強には最適な環境だ。
2.部屋の写真は7掛けの想定でしっかり選ぶ
当たり前の話だがスクール側は部屋の写真は最大限きれいに見えるように取っている。
パッと見て大丈夫そうだな、と判断するのは危険だ。日本に住んでいるとあまり気付かないかもしれないが、住居環境の綺麗さは本当に重要だ。
僕が初めてセブ島に行った時の部屋は、写真を見る限りではまあ問題ないだろうと思っていたが、いざ実際に現地で実物を見た瞬間、絶望したのを覚えている。
ちなみにその時は速攻で別のスクールを探して移ったのだが、移動した先がめちゃくちゃ快適だったので、本当に変えてよかったと今でも思う。
ただその分お金は2倍かかったわけで、みなさんにはそんなくだらない無駄遣いをして欲しくないのでこの記事を書いている。
3.収容人数が多すぎない方がGood
生徒の人数は多い方が良いのでは?と思うかもしれないが、僕はこれに関しては逆の意見だ。人数が多いと名前も覚えられないし、あと収容人数が多いところ(収容人数が100人規模)は学生が多くサークルみたいなノリの集団もいて英語の勉強に集中しづらかったりする。
逆に人数が少ないところはアットホームというか、団体参加も少なく、大体が単独or2人とかでの参加なので、自然と生徒全員が仲良くなる環境になっている。(団体参加の人たちは旅行気分が強く、また授業以外は日本語をしゃべり続けているので英語上達もあまり期待できない)
しかも、1人で来る人達は英語の勉強に本気の人が多いので刺激にもなる。
このように、収容人数の多くないスクールでは、平日日中はお互い刺激しあいながら英語学習に集中し、夜は夕食がてら軽く飲み行く、そんなメリハリのある留学生活が送れる。
4.ビーチエリアは絶対にやめておけ
そして最後に最も重要なポイント。ビーチエリアは絶対におススメしない。
なぜか?セブといえばビーチじゃないのか?。
海が好きな僕は、英語の勉強しながらビーチも楽しめるという短絡的な考えで、当たり前のようにビーチエリアの中でスクールを選んでしまった。
これが最大の間違いだった。ビーチエリアはマクタン島にあるのだが、まあとてつもない田舎なわけです。リゾートホテルがちらほらあるくらいで、スクールの周辺には基本何もない。
マジでビーチがあるのみ。周りに飲食店やコンビニもなく、スクールの外に出ても何もすることがない。これ実は結構クリティカルな問題で、毎日1日中スクールにこもって英語の勉強をしている中で、夜くらい外に出て気分転換したいのに、外に何もないと本当に気が滅入る。
なので、前述の「1.モールが近くにあること」も重要になるわけだ。
しかも朝から晩まで英語の授業なので、実は平日はビーチに行く時間がない。行けるのは休みの土日くらい。
そして、土日にビーチに行きたいのであれば、セブ本島からタクシーで1時間弱で行けるし、しかもリゾートホテルのデイユースで十分に楽しめるので、わざわざビーチエリアのスクール選ぶ必要はない。もう一回言うが、平日は日中ビーチに行く時間なんてないから。
シャングリラやクリムゾンリゾート、モーベンピックなどそれなりに値は張るが、そこらへんのただのビーチに行くよりも遥かにおススメだ。ビーチに加えてプールもあるし、レストランやバーもあって食事にも困らない。
<↓クリムゾンリゾートのビーチ>
もう一つビーチエリアを選んではいけない理由。
それは虫だ。
海沿いは本当に虫が多く、部屋にもゴロゴロ出てくる。特にムカデみたいな虫がそこら中に大量発生し、情けない話ではあるが虫嫌いの僕には耐えがたい環境だった。
虫が苦手な人は絶対にビーチエリアではなく、セブ本島をおススメする。
おススメのスクール
以上セブ島留学でのスクール選びについて4つのポイントを紹介したが、それらを満たし実際に僕自身行って満足したスクールを紹介する。自分が再度セブ島留学するなら、間違いなく以下をリピートする。
コンドミニアム型の最高峰:Brilliant Cebu
続いてBrilliant Cebu。ここも本当に気に入っているスクール。コンドミニアム型なのでキッチンが付いており自炊も可能。また、同建物内にジムが付いており、英語+ジムのコースがあるのも同校の特徴。体を動かしてリフレッシュすることで英語学習にも身が入る。
部屋のグレードも申し分ない。このレベルの部屋の綺麗さ設備は他のスクールでは無いだろう。日本にいるのとまったく遜色のない生活が可能だ。
日本人経営かつ現地にも日本人のマネージャーがおり、いざという時の安心感もハンパない。
同ビルの1回には売店もあり、近くにセブンイレブンやマクドナルドもある。当然、徒歩圏内にパークモールというモールもあり基本ここで何でも揃うし、生活に困ることは無いだろう。
また、個人的に気に入っているのは、すぐそばにあるマッサージ店。200ペソ(500円弱)で1時間のマッサージが受けられる。英語の勉強で疲れ切った体にマッサージは最適だ。日本だったら7,000円~8,000円かかるマッサージが500円もしないなんて、最高だと思いませんか?
まとめ
以上がセブ島留学で絶対に後悔しないためのスクール選びのポイントとなる。あくまで僕の価値観基準での話だが、都会生活に慣れた(逆に言うと不便で不衛生な生活へストレスを感じる)方にとっては、きっと参考になると思う。
少し他校よりも費用が高くなると思うが、少しのお金を払うだけで圧倒的に快適な生活が送れるなら安いものだろう。
改めて、まとめると
- 近所にモールがあるところを選ぶ
- 部屋の写真は7掛けの想定でしっかり選ぶ
- 収容人数が多すぎない方がGood
- ビーチエリアは絶対にやめておけ
是非、上記ポイントに留意してスクールを選んで、みなさんのセブ島留学が最高の思い出となることを願います。