ネットの力も相まって、既にビジネス(だけじゃないけど)は各国で閉じたものではなく、世界中が繋がっている。また、人口減少真っただの日本では、企業は外貨を稼いでいく必要もあり、これからのビジネスでは英語が出来て当たり前の世の中になるのは必然。
とはいえ、純ジャパの方(僕もそう)にとって、英語習得は容易ではない。長期間の継続的かつハードな勉強が必要になる。少なくとも1,000時間以上は必要だろう。
そんな辛い英語習得ではあるが、当然いろんなメリットがある。中でも、以下3点は、1,000時間かけてもお釣りが来るのではないか。
英語習得の3つのメリット
1.15億人とコミュニケーションが取れる
日本語を話せるのは、凡そ1億人。つまり、日本語しか話せない方は、1億人の方としかコミュニケーションが取れない。
かたや、英語が話せる人は世界で15億人と言われている(母国語4億+non-nativeが11億人)としゃべれる。日本語だけだと1億人としか話せなかったのに、英語が出来ればその15倍の人たちと話せるわけだ。世界の人口は77億人なので、約20%、つまり世界の5人に1人とコミュニケーションが取れることになる。
どうだろう、ワクワクしてきませんか?僕はコレが一番のメリットだと思う。世界中の人とコミュニケーションが取れる、いろんな価値観・文化に触れられる。一気に世界観が広がります。
ちなみに、以下はWorld economic Forumが2016年に出した以下レポートだが、英語が最も価値が高い言語として分析されている。人口だけで見ると中国語の方が多いのだけれども、どれくらいの地域で利用されているか、各国のGDPなど諸々加味した上での言語パワーでは2016年もそして2050年予測も英語がNo.1という評価になっている。
中国語話者の10.5憶人のうち、9億人は中国人なので、中国以外の方ともコミュニケーションが取れるという意味でも、英語は秀でている。やはり、様々な国の方々と話せるほうが、多様な価値観を知るという意味でも良いだろう。
出典:World economic forum:
2.転職でも英語は強い。年収もグンと上がる
以下、エンワールドジャパンの調査結果だが、初級と上級では、年収1000万以上の割合が凡そ5倍程度違う。
出典:en world:https://www.enworld.com/blog/2020/02/English_level_salary
上級ともなるとネイティブレベルで中々純ジャパだと達成困難かもしれないが、ビジネスレベルでも初級と比較しても年収1,000万円以上は約4倍。ビジネスレベルもピンキリではあるが、TOEIC860点を超えればビジネスレベルのキリの方には入れるだろう。
TOEIC860取れても正直英語が話せるレベルとはほど遠いが、なぜか日本企業はTOEICの点数を重要視しているので860点を取れば、英語上級者として良い意味でのレッテルが貼られるだろう。
かつ、TOEIC860を取得するのはそこまで難しいことではない。以下勉強法でも触れたが、TOEIC860点は、半年間真面目に勉強すればだれでも取れる。にも拘らず、転職市場でも評価が高いのだから、取らない手はないだろう。
冒頭でも触れたが、ビジネスの世界では完全に市場はグローバルとなっている中で、むしろ英語が出来ないと今後本当に厳しくなってくるだろう。
たまに、「英語だけ話せても意味ない。仕事ができるか否かは別」的なことを言う人がいる。確かにその通りではあるのだが、そもそも英語が話せるようになってからそのセリフを言ってほしいものだ。英語話者からすると、英語が話せない人とはそもそもコミュニケーションできないので、仕事が出来る出来ない以前の問題だ。
世界のエリートは母国語と英語に加えて、第3言語まで操る方も珍しくない。英語くらいは扱えるようになろう。
3.最新の情報が大量に取れる
びっくりするくらい日本人は英語ができないので、英語の情報ソースに当たれるだけで圧倒的優位に立てる。
例えば、マーケティング理論と日本語で検索すると、7,920,000件。英語で、marketing theoryと検索すると、824,000,000件。圧倒的に数が違う。情報ソースとしては、英語で検索すべき。また、タイムラグもある。最新の情報は基本的に英語で展開され、その後和訳されて日本語でも情報が上がってくる。情報の量もスピードも圧倒的に英語の方が上回っている。
書籍も英語で読めれば、いち早く最新の情報や理論に触れることが出来る。書籍が和訳されて発売されるにはかなり時間がかかるし、そもそも和訳版が出ない書籍も沢山ある。
英語で情報収集が出来る。これだけで圧倒的な差が付けられる。
まとめ
英語習得することで、得られるメリットは以下。
- 15億人とコミュニケーションが取れ、世界が格段に広がる
- 年収を上げるには、英語習得は近道(特にToeic)
- 大量の情報がスピーディに取得できる
勿論上述の3つ以外にも、沢山英語習得のメリットはあるだろう。英語学習には相応の努力と時間が必要になる。ただ、習得することで得られる便益は計り知れない。根気強く、諦めず、英語を習得した後の世界を楽しもう。