資産形成は比類なき最高に面白すぎるゲーム

MONEY

如何にして資産を形成するか。

これは本当に最高に面白いゲームだと思っている。モノポリーをやったことがある方は多いと思うが、あれのリアル版だ。資産が増えていくのが実感できるようになると、これ以上ないくらい面白いゲームだと感じられるようになるだろう。

自分自身が主人公の人生をかけた壮大なゲーム。こんなに面白いゲーム、他になくないですか?

そんな最高にエキサイティングなゲームを進めるうえでのTipsについて今回は触れてみたいと思う。

まずはキャッシュフローの黒字化

至極当然のことがだ、資産形成の基本は、まずキャッシュフローをプラスにすること。キャッシュインを最大化し、キャッシュアウトを出来るだけ抑えること。これが肝。

1.まずは本業での所得を増やす

僕も含め多くの方がサラリーマンだと思うが、昇給により最大限所得を高めること。まずはこれを優先して着実にベースサラリーを増やそう。ただ、日本企業において昇給は牛歩。そのため年収を上げるには転職も検討すべきだ。

キャリアプランを戦略的に描き、有用なスキルを身に着け、転職を上手く重ねていくことで年収は確実に上げられる。

事実、僕自身これまで複数回転職を重ねて、毎回年収を上げることに成功してきた。終身雇用の時代は既に終わり、昔と違い転職も一般的になってきている。如何に希少で価値の高い人材になるか、常に自身の市場価値を確認しながらアジャストすることが重要。

2.適度な節約で支出を抑える

そして次に支出を減らすこと。ただ、過度な節約は僕はお勧めしない。ムダ遣いは減らすべきだが、何でもかんでも我慢すべきではないというのが持論だ。

人間、時には息抜きも必要だし、欲しいものも沢山あるだろう。我慢ばかりの人生なんて楽しくないし、そんなのは僕が目指す”自由気ままで豊かな”人生とは真逆だ。

大事なのは自身のキャッシュインとのバランスを加味し、使う時に我慢せず使えるように、無意識の無駄遣いを排除していくこと。

無意識の無駄遣いとは、例えばこんなもの。

  1. コーヒー等の飲料代 → 家からお茶持っていけ
  2. 毎月の携帯代    → 格安スマホでも全く困らない
  3. 毎日の間食     → アーモンドにすればおトクだし健康的

アーモンドの素晴らしさについては、コチラ↓

これらは、夫々上述の通りに変えても全くストレスにならないだろう。あくまで一例だが、自身がストレスに感じない範囲で節約できることは沢山ある。少しづつ無意識の無駄遣いを改善していこう。

3.副業でキャッシュインを強化

昔に比べると、だいぶ副業しやい環境になったのではないだろうか。アフィリエイトやネットオークション、はたまたクラウドワークスの活用など。

基本ほとんど原資なしで副業できる。また、効率はめちゃくちゃ悪いがアンケートモニターなど、リスク/原資ゼロで可能。時間さえかければ小銭を稼ぐことはできる。

何よりまずは、手元に残すお金を増やすということを徹底したい。とはいえ、これらは全く不労所得ではなく、完全に自身の人的資本(≒時間)を投下して収入をもらう形。日々本業が忙しい中で、時間を作って(休日も使って)お金を稼ぐことはラクな道のりではないだろう。

ただ、キャッシュインがキャッシュアウトを上回らない限り、いつまでたってもラットレースから抜けられない。苦しくても、できるだけ早く”お金に働いてもらう”状態に持っていくことを心掛けよう。次項でも触れるが、如何に早くこの状態に入れるかが長期的に大きな差となって表れてくる。

また、一度この状態に入れば、お金が勝手にお金を生み出してくれるので、副業に割く時間も減らしていくことができるようになるだろう。

原資準備のスピードが鍵

毎月のキャッシュフローをプラスにした後は、これを原資を蓄え投資に回す。これを淡々と繰り返すこと(容易ではないが)。

先ほど、できるだけ早く”お金に働いてもらう”状態に持っていくこと、と述べたが、これは本当に重要。どれだけ若いうちにこの状態に持っていけるかで、その後の資産形成に大きく影響する。

それは複利のチカラによるものだ。

例えば、原資1,000万円を30歳、40歳、50歳それぞれのタイミングで準備できたとしよう。年利5%で運用したとして、各ケースにおいて60歳のタイミングでどれくらいの不労所得が得られているか、でいうと

運用スタート時期 60歳時点での資産総額と年間不労所得
①30歳ケース(運用期間30年間) 資産総額4,300万円/年間不労所得200万円
②40歳ケース(運用期間20年間) 資産総額2,600万円/年間不労所得120万円
③50歳ケース(運用期間10年間) 資産総額1,600万円/年間不労所得78万円

30歳ケースと50歳ケースを比較すると、資産総額で約2,700万円、年間の不労所得は120万円の差が生まれている。特に何もしなくても、複利のチカラによってここまで大きな差が生まれるのだ。出来るだけ早く、原資を積み上げること、これに尽きる。

目指すべき完全体:支出(≒欲)<不労所得

そして不労所得が支出(≒欲)を上回ったときが完全体。クルマを買おうが、海外旅行に行こうが、高級レストランに行こうが、不労所得がその総額を上回る状態であれば、もはや無敵。

物欲を満たしつつ勝手に資産が増えていく、というスパイラルに突入する。正に本当の自由を手に入れたといっても良いだろう。

この状態まで達するのは至難の業だが、この最高形を目指して最高にエキサイティングなリアルモノポリーを制していきたいと思う。
※例えば年間1,000万円の不労所得が欲しい場合、年利5%だとしても2億の資産が必要になる。

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