実力を発揮する本番直前5分の集中力アップ法まとめ

TIPS

入念な準備/練習を重ねても、いざ本番になると実力を発揮することは難しい。練習で出来ていたことが本番では出来ない、上手くいかないことが皆さんにもあると思う。

なぜ本番時に実力が発揮できなくなってしまうのだろうか。それはご存知の通り集中力が大きく関係する。本番ではやり直しが利かないし、その分プレッシャーもある。そのプレッシャーから本番後のネガティブなイメージを想像してしまったり失敗したらどうしようなど、実際のプレイすることにのみ集中力を向けることが出来ず、パフォーマンスが落ちてしまうわけだ。

実力の100%発揮するのは難しいだろう。ただ集中力を上手くコントロールし、何とかコンスタントに80%くらいは出せるようにできないか。今回は本番直前に集中力をアップする方法をいくつか紹介したいと思う。

集中力のツボ「気海」

集中力をアップするツボについてはたくさん情報があるが、個人的に一番効果があると感じているのは、へその数cm下にある「気海(きかい)」というツボだ。気海はその名の通り気の「海」であり、気が集まる場所と言われている。気の流れをスムーズにすることで、集中力がアップされるわけだ。

この「気海」を呼吸に合わせて息を吐きながらゆっくりと押し、息を吐きながらゆっくり戻す。3分程度やるだけで頭がスッキリするような感覚になるだろう。

ちなみに疲労や倦怠感、便秘や食欲不振など、様々な効果があるツボなので、日常的に気海のツボ押しするのも良いだろう。

酸素スプレーで集中力アップ


酸欠が集中力低下の原因になることをご存じだろうか。脳を動かすためにはブドウ糖と酸素が必要だと言われており、酸素が不足するとその分脳のパフォーマンスが低下してしまう。逆に酸素を脳に与えてやれば、パフォーマンスは上がるということだ。

実際、こちらのパナソニックの研究によると、高濃度酸素を取りながら勉強した学生はそうでない学生と比較して約15%多く英単語を覚えることができた、という結果もある。また、有名アスリートが酸素カプセルを利用する例も多くあり、集中力に一定の効果があるのだろう。

ただ、実際に我々が本番前に酸素カプセルを利用するのは難しい。そんな時に便利なのが酸素スプレーだ。

携帯サイズなので持ち運びもでき、本番直前に酸素スプレーで脳にたっぷり酸素を送り込むことが可能になる。

瞑想の力

かのスティーブ・ジョブスも実践していたという瞑想。普段から訓練していることが重要になるが、本番直前でも十分に効果を発揮することが可能だ。

瞑想は、意識をコントロールすることを目的としており集中力アップにつながる。具体的な方法は以下の通り。

1.呼吸に合わせて数字を1から数える
2.数字以外の雑念が生まれたら、また1から数える。

たったこれだけのことだが、数字を数えることのみに集中するのは難しい。最初は10まで数えることもままならない。慣れないうちは、ノイズキャンセリングヘッドフォンを活用して、無音の状態でやるのがよいだろう。

ちなみに、上記の商品は本番時以外でも、仕事に集中したいときにもお勧めだ。

α波ミュージックでリラックス

音楽の力を借りるのも良いだろう。集中力があるときは脳内でα波が出ているといわれているが、α波を発生させる音楽が世の中にはあるので試してみると良いだろう。Youtubeで「α波 音楽」などで検索すればたくさん出てくるし、CDを購入するのも良いだろう。

α波にはリラックスさせる効果もあるので、緊張を解くという意味でもお勧めだ。

最強の集中法:オリジナルのルーティンを作る

ルーティンについて皆さんご存知だろうか。ルーティンとは行為の前に取り入れる一連の動作のことであり、集中力を高めるスイッチの役割を持つ。

イチロー選手が打席でバットを立てつつユニフォームの肩部分を摘まむ、あの独特の構えは有名なルーティンの一つだ。また、五郎丸選手の五郎丸ポーズもルーティンであり、あのルーティンを導入したことでキックの精度が大きく上がったとも言われている。

ルーティン自体は頬を叩くでも、太ももを摘まむでも自身がやりやすいものなら何でも良い。その動作を心を落ち着かせ集中力を高めるための”儀式”として定着させるのである。ジョジョの第6部で出てくるプッチ神父は、心を落ち着かせる方法として「素数を数える」ことをルーティンとしていた。

ルーティン化するには、日々の訓練時から取り入れ長時間かけて作っていく必要があるが、ルーティン化できれば最強の集中力を手に入れることができるだろう。

本番で実力を発揮する方法まとめ

以上、まとめると以下になる。

1.集中力のツボ「気海」を押す
2.酸素スプレーで脳を活性化
3.瞑想で集中力をコントロール
4.α波ミュージック
5.ルーティン化

まずは、どれもよいので実際に試してみてほしい。人によって合う合わないはあると思うので、自分に合った集中力アップ方法の組み合わせを模索してみてはいかがだろうか。

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